★2011アイスランド回顧録その27・10/10(月)『国立劇場Harpa』
2013.08.20 Tuesday 12:23
今回は2011年5月に竣工した国立劇場"Harpa"の写真を中心に。
2007年に訪れた時はまだバブル景気でこれから港に多目的
ホールが建つらしいと、造りたての土台は好景気の象徴にも
見えたのですが、翌08年にアイスランドは経済破綻。
一時期は完成が危ぶまれたものの、取り壊しにも多額な費用が
かかるため、なんとか完成にこぎつけたHarpa。
東京では決して珍しくないデザイン性の高い多目的ビルですが、
アイスランドの首都レイキャヴィクにはこの手の建築物が
少ないため、港の中心部は雰囲気がガラっと変わりました。
奥にエイシャ山を臨むあたりがレイキャヴィクらしい風景でしょうか。
こちらのブログでも何度か触れてますが、
外観で一番特徴的なガラス張り壁面は、
現代美術家のOlafur Eliassonデザイン。
同氏は、ニューヨークに滝を出現させたり、
プリズムによる光の屈折をアートに見立てたりと、
世界的に活躍するアーティスト。
光を巧みに使うOlafurらしく、このHarpaも天候や
夜間の照明などで印象が変わり、巨大なアート作品
のようにも見えます。
こちら、メインのエントランスから入ってすぐの内観です。
右手に受付、1FにはデザインショップやCDショップ、カフェ、
それからシアター形式のコンサートホールへの入り口などがあります。
ガラス張りなので、自然光が豊富に
とりいれられて内部はとても明るいです。
左手に見えるのがカフェスペース。
1Fから吹き抜けになっているホールを見上げたところ。
天井まで特徴的なガラスの壁面が敷き詰められ、
アート作品の中にいるような気分。
こちらは1Fにある老舗レーベル&
音楽ショップ"12tonr"のHapra店。
この日はHarpa内を集中して撮影したので、
次回もHarpaの別フロア写真などアップします。
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