フォトグラファー・シバノジョシアのブログ写真展。ICELANDのミュージシャン&音楽・レイキャヴィクの街・自然の写真を中心に、旅行・旅先でのスナップや日々のつれづれなどをアップしています。
★2/9〜今年のアイスランド映画は『ダーグル・カウリ特集』!in TNLF2013

ダーグル.jpg



渋谷の複数のカフェや音楽イベント、東急Bunkamura Galleryでの
ノルウェー絵織物展などさまざまなコラボレーションで例年以上に規模感を増した
北欧カルチャーフェス『トーキョー・ノーザンライツ・フェスティバル2013』

いよいよ2月9日〜は核になる映画祭が渋谷ユーロスペースでスタートします。

今年はフェス全体でノルウェーを中心にご紹介している年
なのですが、アイスランド映画もしっかり上映!

2012の北欧映画祭ではアイスランド映画の父と呼ばれている
フリドリク・トゥール・フリドリクソン監督の特集上映が組まれたのですが、
今年はぐっと若い世代の監督、ダーグル・カウリの2作品が上映されます。


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『ダーグル・カウリ監督特集』in TNLF2013
2013年2月9日〜15日(映画祭開催期間)
@渋谷ユーロスペース


◆イベント開催場所・情報
渋谷・ユーロスペース
TEL:03-3461-0211

■上映回タイムテーブル
2月10日(日)
19:00〜「氷の国のノイ」
21:20〜「ダーク・ホース」

2月12日(火)
21:20〜「氷の国のノイ」

2月13日(水)
14:00〜「ダーク・ホース」
16:30〜「氷の国のノイ」

2月14日(木)
19:00〜「ダーク・ホース」

アイスランド映画は、フリドリクソン監督だけじゃない!2003年に『氷の国のノイ』を
ひっさげ、北欧の小国からその新たな才能を世界中にアピールしてみせた映画監督、
ダーグル・カウリ。彼の国際的人気を決定づけた代表作2本をクローズアップします!

田舎に暮らす孤独な少年の心情を、ユーモアたっぷりに描いたデビュー作『氷の国のノイ』。
エキセントリックな登場人物たちのどこか憎めない日常を描き、日本でも長らく公開が
待ち望まれていた傑作『ダーク・ホース』。

TNLF2013のために特別に撮りおろした
カウリ監督スペシャル・インタビュー映像
も上映決定!
この機会にぜひご覧ください!  〜TNLF2013公式Webより

※TNLF公式Web内『ダーグル・カウリ特集』


カフェ・ロキにて.jpg



作品の上映後には昨年秋に首都レイキャヴィクで
収録してきた監督の最新インタビュー映像も上映されます。

上の写真はその時の様子。首都のランドマーク、
ハトグリムス教会前のCafe Rokiにて収録しました。

ダーグルはミュージシャン"Slow Blow"でも活躍し、
自身も自らの映画のBGMをてがける多才な方。
その演奏風景は音楽ドキュメンタリー
『スクリーミング・マスターピース』で観る事が出来ます。


スーザヴィーク



ここで、上映作品についてアイスランドファン目線のご紹介を少々。

◆真冬、田舎のアイスランドが舞台の『氷の国のノイ』

まずアイスランドそのもののファンの方には『氷の国のノイ』がオススメ!

真冬のアイスランドの田舎の生活をベースに描かれた青春映画で、
同国でも特に寒さが厳しい地域のロケーションが豊富にみる事が出来ます。

上の写真はフィヨルドが続くウェストフョルズルと呼ばれるエリアにある
スーザヴィークという大変小さな集落の様子ですが、舞台となるのは
このような何百人規模でしか人が住んでいない田舎。

実際にこの村も商店と呼べるような店はガソリンスタンドの所にある
ダイナーだけで、映画の舞台にとても似た雰囲気の場所でした。
ちなみにこの村、国民的ミュージシャン・Mugisonの出身地でもあります。

約32万の国民のうち首都レイキャヴィクに3分の2が住んでいるような国
なので、一歩首都から出るとこういう集落は決して珍しくないのがアイスランド。

ぜひ、同国のカントリーサイドの様子に興味ある方には観ていただきたい一本です。


暮れてゆくコペンハーゲン※デンマークの首都コペンハーゲン



◆北欧ファンにはデンマークが舞台の『ダーク・ホース』がオススメ!

さて、もう一本は全篇モノクロが美しいダーク・ホース。

個人的には映画ファンの方には是非見ていただきたい一本で、
"過去のない男"で有名な同じ北欧フィンランド出身の
アキ・カウリスマキ監督の作品がお好きな方なら必ずどこか
フックがある映画。

2006年のアイスランド映画祭以降、日本では目立った上映もなく
DVD化もされていない作品なので、今回劇場で公開されるのは
とても貴重な機会です。

日本の映画ファンの方にもっと観て頂きたい作品です♪

ダーグル監督もコペンハーゲンで映画を学んでますが、
一昔前までアイスランドはデンマーク領だった事、現在でも
多くのアイスランド人が留学先としてデンマークを選択する事から、
同国の人たちにとっては色々な意味で縁のある国・場所です。

全篇コペンハーゲンが舞台なので、アイスランドの風景等は一切
出てきませんが、『氷の国のノイ』以上に監督のセンスが昇華
されている作品なので、この機会にぜひ♪


カフェ・ババルにて.jpg



◆ダーグル・カウリ(Dagur Kari)
映画監督。1973年フランス生まれ、アイスランド育ち。
デンマーク国立映画学校で映画制作を学び、2003年に
「氷の国のノイ」で長編デビュー。

2005年には長編第二作「ダーク・ホース」が、第58回カンヌ国際映画祭
「ある視点部門」に出品。アイスランドとデンマークを行き来しながら、
国際的に活躍。また、劇中のサウンドトラックは自身が組んでいるユニット
「スロウブロウ」によるもので、音楽的にも評価されている。

2006年に渋谷ユーロスペースで開催されたアイスランド映画祭で来日。



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