さて、到着翌日。気が付くと自然と貫徹、夜が明けてさっそく朝食。
ブルー・ラグーン近くのノーザン・ライツ・インの朝ごはん。
食堂の窓からアイスランドらしいワイルドな景色がじょじょに見えてきます。
腹ごしらえを終えて、さっそく外の風景を撮影に出ました。
ノーザン・ライツ・インを出てすぐの風景。
よくアイスランドを調べ始めると「月面のような風景」と称される
文面に出会うのですが、こういう光景を目の当たりにすると
本当に月に来たような気分に。
奥に見える建物が基地のように見えます。
さらに、歩みを進めてみます。
ケフラヴィーク国際空港や、ブルー・ラグーン周辺は
溶岩台地の上に苔がはえた典型的なアイスランドらしい
自然に囲まれています。
ちなみに、奥に見える建物はホテルの人に確認したら貯水用施設でした。
それはそれで月面の施設っぽいなとSFズキには妄想が膨らむ真情報。
後ろを振り返るとノーザン・ライツ・イン。
車の姿が目に入ると少し現実に引き戻されますね。
朝食を食べたのが7時ちょうどだったので、この写真は7時半過ぎ〜8時の間。
10月上旬ですが、東京なら冬の6時台くらいの光の加減でしょうか。
コントラストの弱いマジックアワーが続きます。
さて、こちらはホテル前に広がる地熱地帯。
地熱発電所が近くにあるだけに、普通になんでもない地面からも
蒸気が湧いて風に流され、神秘的な雰囲気を作り出してました。
溶岩台地と苔と地熱の蒸気。
そして、木らしい植物がこの周辺にはほとんど無いため、
見通しの良い独特な風景が広がってます。
日本と同じ島国なんですが、火山国という共通項は
あるものの実際の風景はかなり違った世界ですね。
びっしりと苔に覆われた溶岩大地、その先に見える小山。
これだけ豊富な苔に覆われたところに立ってみると、
厚い絨毯の上にたったような感触が足に伝わってきます。
ちなみに、がんばればこのホテルからこの溶岩台地をつっきって、
ブルー・ラグーンまで道なき道を歩く事も可能だそうですが(同行していた
音楽ジャーナリストの小倉悠加さんは前にやってみたらしい)。
ただ、見た目よりもずっとでこぼこしていて、落ち窪んだ穴とかも
あるそうなのでかなりアドヴェンチャーな事になるそうです。
苔散歩したい方は是非丈夫なトレッキングシューズを♪
広大でワイルドな自然の中に、地熱発電所から延びる
パイプがいたるところにこのような形で接続されてます。
荒涼とした大地に、人の手が少し入っているような雰囲気。
月面ぽさを堪能できるホテル『ノーザン・ライツ・イン』周辺でした。
さて、このホテルは巨大温泉ブルー・ラグーン近くという事もあり、
チェックアウトした後に写真のようなバスに乗り無料で温泉まで
連れて行ってくれるサービス付。
荷造りを終えて、2日目の日中はブルー・ラグーンに向かいます。
→★2011アイスランド回顧録その9・10/7(金)『巨大温泉ブルー・ラグーン』へ
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